元来、”お守り”というと、その言葉から想像できるように「災厄」から身を
守ってくれるためのアイテム(持ち運び出来るお札)でした。
ただ、近年では”お守りの役割”が多様化・・「守る」という概念を打ち破り、
積極的に「願いを叶える」ための”祈願”アイテムとなってきています。
「学業」「縁結び」「恋愛」「金運」「開運」など多種多様な”祈願要素”に
応じた”お守り”が存在しており、活用されています。
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”お守り”に対する考え方も多様化しているようですが、その性質から考えると 、「お守りには期限がある」と考えるのが、適切なものと考えています。 基本的には”一年間”がひとつの目安で、初詣などで神社を訪れたときに、 購入したお守りは、年内が有効期限に。翌年、購入した神社へ赴き、お守りは 納め、新たなお守りをいただいてくるのが理想的な活用方法(作法)となるものと 思っています。
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”お守り”の存在は知っていても、その起源や扱い方などに関しては案外、 知らなかったりするものです。ここでは、そんな”お守り”に関連した、 各種情報(知識)をご紹介していきたいと思います。
■”お守り”の起源は?
”お守り”が最初に作られた時代はわかっていないようです。ただ、起源としては
「ご神木の一部」や神様が宿ったとされている「石」などを身につけるようになった
ことが、お守りの始まりといわれています。平安時代の文献の中に、”お守り”に
関連した表記があることから、平安時代にはすでに存在していたのではないかと
考えられています。
■”お守り”を複数持つことの可否について。
異なる神社の”お守り”を複数持っている「神様同士が喧嘩をする」などといった
噂話もありますが・・基本的にそんなことはありません。基本的に同じ神社においても、
複数の神様が祭られていることが多いもの。”お守り”を複数持ち歩いていても
問題なとものと考えられています。
■”お守り”を他人へのお土産として購入することに関して。
”お守り”を他人へのお土産として購入することに関して、躊躇される方もいるよう
ですが、大いにお土産(贈り物)として、”お守り”を活用していただいて良いものと
思います。特に「縁結び」などのお守りは、お土産としても喜ばれる要素となるのでは
ないでしょうか。
■”お守り”の中身に関して。
多くの場合、「神様の名前」「呪文」なとが記されたものが入っています。
そこに、神様の力が宿っているものと考えられており、原則”お守り”の中身を
開けて見てはいけないものとなっています。
■”お守り”の宅配購入に関して。
近年、当該神社を訪れなくても、「お守り」だけを宅配購入することが可能な神社も
増加傾向となっています。もちろん、神社正式の”お守り”が各神社から届けられる
ものですから、”宅配購入”したものでも、通常購入したものでも、効果に違いは
ありません。”縁結び”の神社として行ってみたいところがあるのだけれども・・遠方の
ため、なかなか訪れることが出来ない・・。そんな場合は、”お守り”の購入だけでも
してみるといいのではないでしょうか。
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